MBTI診断は八方塞がり


マッチングアプリの女の人のプロフィール欄に見知らぬアルファベット4文字が書いてあった。「ホ別3万」みたいなおれの知らない隠語かと思って調べてみるとMBTI診断という性格診断テストの結果のことだった。MBTI診断とは自分の短所長所、人間関係の築き方、将来設計の仕方などを知るのに有効とされていて就職活動時の自己分析にも使われるらしい。

自己紹介でサラッと MBTI診断の結果を言うのカッコいいなと思ってネットでやってみた。

この診断はとにかく問題数が多い。そりゃこんだけ答えればおれがどんな人間かなんて誰だって分かるだろと思うくらい長い。

しばらく答え続けて結果が出たがおれにはピンと来なかった。やってみて思い出したけどこれ少し前にも流行ってた気がする。その時もやってみてピンと来なくてすぐ忘れた気がする。来年辺りまたやってそうだ。

女の人はこういうの好きだよなぁとは思った。知らんけど。女の人と話合わせるには自分のMBTI診断の結果を覚えとかなきゃいけないのかもしれない。

話は少し変わるが何年か前に心理テストで相性の良い相手を探すことができるマッチングアプリが話題になったことがあった。おれも早速やってみたが心理テストがとにかく長かったことを覚えている。MBTI診断も長いがあのアプリの診断もとにかく長かった。当時マッチングアプリ好きの知り合いの女の人に例の心理テストのマッチングアプリはどうかと聞いたら意外にも「あれはダメだ」と言っていた。

「あんな長い心理テストにちまちま答えてる男とはマッチングしたくない」と言っていた。衝撃を受けた。こっちは女に合わせてあの長い心理テストに答えてるというのに。だが妙な納得感もあった。

女と話を合わせるにはMBTI診断をしなければいけないが「あんな長い質問にちまちま答えている男は嫌だ」と思われる危険性もあるということだ。

八方塞がりだ。

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