家を出るときに充電忘れてたことに気付いたがもう遅刻ギリギリだったから強引に行った。なんとかバイト先までは保ったが帰りが辛い。
残り走行可能時間7分。
家までの道のり22分。
充電の切れた電動自転車はめちゃくちゃ重い。途中で切れたら泣いてしまう。
停めてる駐輪場は6時間ごとに100円。どうせ12時間後にはまた出勤するからバッテリーだけ持って自転車は停めたまま電車で帰ったとしても駐輪代は200円だ。
電車で帰ろうとも思ったが電車賃が366円。この合計の566円、無駄すぎる。充電忘れただけなのにペナルティー重すぎる。
おれは自転車で帰ることにした。
過去に充電切れたときに意外と最後粘ってくれたような記憶がある。その記憶に全てを賭けることにした。残り7分と表示されてるが案外2倍以上使える気がする。電池残量ってそういうもんじゃん。
ということで出発。
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7分後。
普通に時 刻むんかい。
まだ半分も来てないけど。
終わった。
と思ったが0分のままでも若干の電動パワーがあった。表示が完全に消えるまでは生きてるようだ。そしてそのままパワーが生きてる内に家に着いた。ギリギリ助かった。
ありがとう。
今回の件であることを閃いた。
あえて電源切って電動自転車を漕ぐことでバイトの通勤時にも筋トレできるじゃないか。
バイトのシフトが12時間拘束だからいつも休みの日にしか筋トレできなかったけど、これでもっと痩せれる。怪我の功名だ。
漫画家、イラストレーター。東京都在住。1988年生まれ。