今日は「物語の法則」という本を読んでストーリーの作り方を勉強した。

この本、多分3年くらい前に買って何回も挑戦してるんだけど一回も読破したことがない。面白いんだけど文章が難しくていつも途中で飽きちゃう。また最初から読み始めた。
この本曰く、「世界の英雄伝説は基本的にすべて同じ」で「無限のバリエーションのなかで、同じ物語が何度も繰り返されている」のだという。確かに、そう感じる時はある。時代とか職業とかを変えただけでこのマンガの仕組み、あのマンガと同じじゃん、みたいなことある。
この本ではスター・ウォーズを例に出して英雄伝説の鉄板パターンを解説していた。それを読んでスター・ウォーズとBLEACHの第1話って結構似てると思ったので読み返してみた。(思い立ったときすぐ読めるところが漫喫バイトのいいところである。)やっぱり結構似てた。
①ルーク・スカイウォーカーは農家の家で退屈している。黒崎一護は霊媒体質を持ちつつもそれなりに普通の日常を送っている。
②ルークはオビ=ワンに冒険に加わるよう頼まれる。一護はルキアから死神になるように言われる。
③ルークはオビ=ワンの誘いを断る。一護は死神になるのをためらう。
④帝国軍に家を焼き払われていたルークは冒険に出る決意をし、オビ=ワンからライトセーバーをもらう。家族から勇気をもらった一護は死神なる決意をし、ルキアから死神の力をもらう。(死神の刀を手に入れる)
⑤ルークは宇宙に旅立つ。一護は死神になる。
どうだろうか。かなり似てると思う。スター・ウォーズとBLEACHが似てるなんて考えたこともなかったのに。久保帯人先生がこのパターンを知っていたのか無意識なのかわからないけど「世界の英雄伝説は基本的にすべて同じ」っていうのは説得力があると感じた。
かなりハショって説明したけど実際はもっとわかりやすいし、旅立ってからのパターンも決まってます。
気になった人は「物語の法則」買ってみてください。税込2200円です。(できれば下のAmazonのリンクから買っていただけると売り上げの一部がおれの小遣いになります。ありがとうございます。)
以上
残り3327日。

漫画家、イラストレーター。東京都在住。1988年生まれ。